著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

人心収攬【じんしんしゅうらん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
人心収攬

【読み方】
じんしんしゅうらん

【意味】
多くの人の気持ちをうまくつかんでまとめること。また、人々の信頼を得ること。

【語源・由来】
「人心」は多くの人の心のこと、「攬」は「持」と同じで、「収攬」は集めて自分の手ににぎるという意味。

【典拠・出典】

【類義語】
・人心籠絡(じんしんろうらく)
妖言惑衆(ようげんわくしゅう)

人心収攬(じんしんしゅうらん)の使い方

健太
今回、紅白歌合戦に初出場したあのアイドルは、なんと、デビューしてまだ一年目なんだって。
ともこ
すごいわね。人心収攬術に長けているんでしょうね。
健太
ものすごい人気でいろんな記録を塗り替えているんだって。
ともこ
ここで天狗にならずに、長く売れ続けてほしいわよね。

人心収攬(じんしんしゅうらん)の例文

  1. 健太くんは人心収攬の才能に恵まれているので、空手部の部長に選ばれました。
  2. 演説でかっこいいセリフを言って、人心収攬をはかり、しかも後世にまでそのセリフが語られるようになりたい。
  3. 人心収攬の術を心得ているともこちゃんは、いつも取り巻きに囲まれています。
  4. 健太くんは、人心収攬の才能があるので、その笑顔だけで人々の心をつかみます。
  5. 人心収攬術に長けているともこちゃんは、絶妙なタイミングで絶妙な発言をして、みんなのハートを虜にしてしまうんですよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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