【四字熟語】
深慮遠謀
【読み方】
しんりょえんぼう
【意味】
深く考え将来のことまで見通して計画を立てること。また、その計画。
【典拠・出典】
『文選』賈誼「過秦論」
【類義語】
・遠謀深慮(えんぼうしんりょ)
・深謀遠慮(しんぼうえんりょ)
深慮遠謀(しんりょえんぼう)の使い方
ともこちゃんは将来何になりたいの?
学校の先生になりたいの。そのために幼稚園の頃からピアノを習っているのよ。
へえ。ともこちゃんは深慮遠謀に長けているんだね。幼稚園の頃から将来を見据えて準備をしているなんて、僕にはまねできないよ。
今はまだ夢の途中、夢がかなったら大いにほめてね。
深慮遠謀(しんりょえんぼう)の例文
- 健太くんは、生徒会役員選挙を見据えて、深慮遠謀し、根回しを怠りません。
- 深慮遠謀して計画を立てないと、将来の子子孫孫に問題を先送りすることになります。
- ともこちゃんだけ深慮遠謀していたようで、みんながあれがないとだめなんだと気がついた時、「あるわよ。」とおもむろにカバンからそれを取り出したのです。
- 深慮遠謀に長けているお母さんは、老後の資金は蓄えているから、心配しないでいいわよと笑っていました。
- 将来の災害を想定し、深慮遠謀して新しい町づくりをしました。