著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

水村山郭【すいそんさんかく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
水村山郭

【読み方】
すいそんさんかく

【意味】
水辺の村と山ざと。もと中国の江南地方ののどかな農村を描写したもの。

【語源・由来】
江南はクリーク(小運河)が網の目のように通じているので「水村」という。「山郭」は山ぎわの集落。「郭」はもと集落を囲む塁壁という意味で、転じて集落という意味。

【典拠・出典】
杜牧「江南春」

水村山郭(すいそんさんかく)の使い方

健太
この画家の絵は、水村山郭ばかりだね。
ともこ
この人は、水村山郭で育ったから、水村山郭を描くことが好きでライフワークにしているんですって。
健太
へえ。だから愛情が感じられるあたたかい絵が多いんだね。
ともこ
そうね。全部素敵よね。水村山郭に住んでみたくなるわよね。

水村山郭(すいそんさんかく)の例文

  1. 都会の生活につかれ、水村山郭の古民家に移住してきました。
  2. 水村山郭で育った私は、せせらぎの音が聞こえないと落ち着かないんです。
  3. ここは水村山郭、村人が全員知り合いのような村なので犯罪が全くありませんよ。
  4. 水村山郭に家を建てて、季節を感じながら、たまには釣りをしながら生活をしたいなあ。
  5. 僕が住む村は水村山郭で、デパートもコンビニもないけれど、雄大な自然と人情があります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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