沈思黙考の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
沈思黙考
【読み方】
ちんしもっこう
【意味】
沈黙して深く考えること。
それは、つまり、「黙ってじっくり考える」ってことやな。
おおっと、これは大切なことやで。何かを解決するとき、何も話さずにじっくりと考えるのが必要なんやな。
この言葉は、「静かに考える大切さ」を教えてくれるんや。
おおっと、これは大切なことやで。何かを解決するとき、何も話さずにじっくりと考えるのが必要なんやな。
この言葉は、「静かに考える大切さ」を教えてくれるんや。
【語源・由来】
「沈思」は、深く考え込むこと。いろいろと思案すること。
「黙考」は、黙って考えること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・熟思黙想(じゅくしもくそう)
【英語訳】
contemplate
meditate(on[upon]O)〈(Oについて)〉
英語例文
沈思黙考する be(sunk)deep in thought; be lost in「thought[contemplation].
哲学的問題について沈思黙考する meditate on a philosophical problem.
沈思黙考する be(sunk)deep in thought; be lost in「thought[contemplation].
哲学的問題について沈思黙考する meditate on a philosophical problem.
沈思黙考(ちんしもっこう)の解説
カンタン!解説
「沈思黙考」っていうのは、何も話さずに、じっくりと物事を深く考えることを表すんだよ。
「沈思」は、頭を使って物事を深く考えること。一方、「黙考」は、口を閉じて考えることだよ。だから、「沈思黙考」というのは、周りのことを気にせず、黙々と頭を使って物事を考え込むことを言うんだ。
例えば、「沈思黙考すること一時間」と言うと、1時間もじっと座って、何も話さずに何かを考え続ける様子を表すんだ。どう?わかりやすいかな?
沈思黙考(ちんしもっこう)の使い方
ともこちゃん、元気ないけどどうしたの?体調が悪いの?
ああ、健太くん、ありがとう。ちょっと考え事をしていただけよ。
(そういえばともこちゃんって、見かけによらず、沈思黙考する人だったな・・・。大好きなスイーツの話をしたらあんなにはしゃぐのに、面白い子だなあ・・・。)
(まずいわ・・・。今月のおこづかいがほとんど残っていないじゃないの。このままじゃ、私の大好きなカフェに通ってケーキを食べたり、期間限定のドリンクを飲んだりするお金がないわ・・・。この前は健太くんにおごってもらったから期間限定のドリンクやケーキを味わうことができたけど・・・。ああ、どうすればいいのかしら。私にとって、スイーツのない生活なんて考えられないわ。スイーツがなければ生きていけない、そもそもスイーツとは人間のストレスを解消するために必要不可欠なものであり・・・・・・)
沈思黙考(ちんしもっこう)の例文
- 哲学を専攻している彼は、いつも沈思黙考しているように感じる。沈思黙考して、突き詰めて考えなければ気が済まない性格なのかもしれない。
- 私は文章を書くことが大好きで、文章を考える時や文章を書く時は沈思黙考している。
- 私は文章を書くことは好きだが、口下手である。もともと話すことが苦手というのもあるが、大学で沈思黙考してレポートを書くことが身についた分、それが癖になって、日常のたわいないことでも沈思黙考するようになってしまい、コミュニケーションをとる際に受け答えをスムーズに行うことができなくなってしまったからである。
- 彼女は、「あの人って、いつも静かだよね。沈思黙考型のタイプの人なのかな。何を考えているから分からないから、内向型な人って苦手だなあ。」と言っていた。
- 研究者を目指している彼は、沈思黙考型であり、研究の成果をあげ、一目置かれている。
沈思黙考の文学作品などの用例
- 自分の置かれた苦難の運命の打開を、沈思黙考しようと、腹をきめた。<獅子文六・出る幕>
- 「その時の坐蒲団がいまだにへつこんでゐます。」といふくらゐの沈思黙考の間に、彼が栓ぬき瓢簞の将棋観をいよいよ深めたであらうことは、私にも想像される。〈織田作之助・聴雨〉
黙って深く何かを考えるというイメージがあるんだ。