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雲合霧集【うんごうむしゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・対義語)

【四字熟語】
雲合霧集

【読み方】
うんごうむしゅう

【意味】
雲や霧が集まるように、人などが一時に多く集まること。

【語源・由来】
「天下の士、雲合霧集、魚鱗雑遝、熛至風起す(雲霧のように集い、魚鱗のようにまじわり、火の粉や風のようにたちまち起つ)」。

【典拠・出典】
史記』「淮陰侯伝」

【対義語】
雲散霧消(うんさんむしょう)
・雲消霧散(うんしょうむさん)
・雲消雨散(うんしょううさん)

雲合霧集(うんごうむしゅう)の使い方

健太
あ~。避難訓練って、待ってる間の時間が暇だなあ~。
ともこ
何言ってんの! 避難訓練でもしっかり気を引き締めないと!!
それにしても、全校生徒が一斉に集まって・・・、まるで雲合霧集ねえ~。
健太
はあ・・・。うちの校長先生の話長すぎるわ~。避難訓練に関係ないことまで話してるし。
つまらない無駄話を全校生徒に聞かせるなんて・・・。
ともこ
黙りなさい。先生くるわよ。

雲合霧集(うんごうむしゅう)の例文

  1. 学級委員である彼の呼び掛けによって、クラス全員がすぐに集まる。雲合霧集のようである。
  2. 非常事態のため、住民らは市民会館に集まった。まるで、雲合霧集のようだ。
  3. 雲合霧集のように人々の集まる中に入っていくことを彼女は嫌がる。なぜなら、彼女は人見知りで、人混みが大嫌いだからだ。
  4. 人気のバンドが参戦するライブハウスは雲合霧集のように人々でいっぱいだった。
  5. 訳は分からないが何かがあって、雲合霧集のように人だかりができていると、いったい何があったのだろうと気になって自分も野次馬のように集まってしまうという人も少なくない。

まとめ

さまざまな状況の中で、雲合霧集のように人が集まることがあると思います。非常事態の場合は集合せざるをえない状況ですが、人気のアーティストが近くにいたり、何か訳があって人だかりができていたりすると自然と気になり、自分も集まっている中に入りたいと思ったこともあるかもしれません。そんな時、ワクワクしたりドキドキしたりするでしょうが、周りが見えなくなって他の人に迷惑をかけないように気をつけたいですね。


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