【四字熟語】
截趾適屨
【読み方】
せっしてきく
「趾を截り屨に適しむ」とも読む。
【意味】
本末を転倒して無理に物事を行うこと。
【語源・由来】
履いている物に合わせるために足を切ること。「屨」はくつ・はきもの。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・削足適履(さくそくてきり)
截趾適屨(せっしてきく)の使い方
あのアイドルの解散コンサートに行きたいなあ。学校を休んでいこうかな。
勉強が本分の学生が、学校を休んでコンサートに行ったら截趾適屨じゃないの。
でも解散コンサートは今しかないんだよ。
勉強に心身ともに集中できるのも今だけよ。大人になってから勉強するのは大変なんだからね。
截趾適屨(せっしてきく)の例文
- ダイエット中でご飯を我慢しているのに、ストレスでケーキを食べているようでは截趾適屨ですね。
- アルバイトばかりで大学に行かないようでは截趾適屨、大学をやめて就職したらいいんじゃないかな。
- お金のために働きすぎて医療費がかさむようでは截趾適屨、意味がない。
- 高い授業料を払って料理教室に行っているのに、料理をしないのは截趾適屨です。
- 本場で演劇と語学の勉強をするといってアメリカに留学したのに、日本人と遊んでばかりなのは截趾適屨だと思います。