【四字熟語】
荘周之夢
【読み方】
そうしゅうのゆめ
【意味】
万物一体観に立つ人の心境・境地。また、人生のはかないことのたとえ。
【語源・由来】
荘子(荘周)が夢の中で胡蝶となり彼と我との区別を忘れ楽しんだ故事。
【典拠・出典】
『荘子』「斉物論」
【類義語】
・胡蝶之夢(こちょうのゆめ)
荘周之夢(そうしゅうのゆめ)の使い方
健太くん。ゲーム三昧の日々で後で後悔しても知らないんだからね。
後悔なんてしないよ。今がよければすべてよしだよ。
人生は荘周之夢、あっという間に終わってしまうわよ。
浦島太郎みたいに?それは困るよ。
荘周之夢(そうしゅうのゆめ)の例文
- 森の中にいると荘周之夢のように、自然と一体化した気分になれます。
- 寝起きの健太くんは、荘周之夢というように、現実と夢とのはざまにいるようでした。
- 荘周之夢のように、人の一生ははかないものだから、一瞬一瞬を大事に生きていこう。
- 若いうちに一生懸命夢を追わないと、人生は荘周之夢、年を取った時に必ず悔やむことになるでしょう。
- 合唱を歌っているときは、荘周之夢のように、クラスの生徒全体が一体になったようです。