【四字熟語】
滄桑之変
【読み方】
そうそうのへん
【意味】
世の中の変化が激しいこと。
【語源・由来】
「滄桑」は「滄海桑田」の略。「滄海」は大海原のこと。「桑田」は桑畑という意味。広い大海原が干上がって桑畑になることから、移り変わりが激しいことをいう。
【典拠・出典】
『神仙伝』「麻姑」
【類義語】
・滄海桑田(そうかいそうでん)
・桑田碧海(そうでんへきかい)
・桑海之変(そうかいのへん)
・桑田碧海(そうでんへきかい)
・陵谷遷貿(りょうこくせんぼう)
滄桑之変(そうそうのへん)の使い方
ここに大型スーパーが建つ前は何があったのかしら?
ここは広大な野原だったそうだよ。大型スーパーができてから、家が建ち、店が増え、滄桑之変だっておばあちゃんが言っていたよ。
住む人も急激に増えたわよね。
便利になったのはいいんだけど、学校が、人口が少ないときのままで狭くて、滄桑之変についていけていないのが難点だよね。
滄桑之変(そうそうのへん)の例文
- 東京は滄桑之変、訪れるたびに変わっていきます。
- 駅ができてから、この町は滄桑之変というように、常に発展と変化を続けています。
- 大学時代に住んでいた町を久しぶりに訪ねたら、立派な駅ビルが建っていて滄桑之変の感がありました。
- ここは僕が小さいころはまだ農地が広がっていたのに、ビルが増えて、滄桑之変を目の前にして驚いているよ。
- この町の50年の変遷を写真で見ていると、滄桑之変を感じます。