【四字熟語】
造反有理
【読み方】
ぞうはんゆうり
【意味】
体制に逆らうには道理があるということ。
「造反」は謀反のこと。多く体制に追いつめられて起こす反乱をいう。「有理」は、理由や理屈があること。
【語源由来】
1939年に毛沢東が演説で使用したことばでのち紅衛兵が、1966年に始まった中国文化大革命時のスローガンとして掲げた。組織や体制、権力者への批判のことばとして使われる。
【典拠・出典】
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【対義語】
・造反無道(ぞうはんむどう)
・造反無理(ぞうはんむり)
造反有理(ぞうはんゆうり)の使い方
ともこちゃん。現生徒会相手にクーデターを起こすなんて、やめておきなよ。
あんなむちゃくちゃな生徒会を放っては置けないわ。造反有理、このクーデターは正義の名のもとに行われるのよ。
勝てる見込みはあるの?
正義は勝つのよ!
造反有理(ぞうはんゆうり)の例文
- この反乱は、造反有理なのだと訴えて、支持者、支援者を募りました。
- 我々が行う闘争は、造反無道ではない、造反有理、正義であり神の意志なのだ。
- 造反有理、この蜂起に参加することこそが正しい行いであり、私たちが進むべき道です。
- ともこちゃんは造反有理なんだというけれども、僕には造反有理なのか造反無道なのか判断がつきません。
- 造反有理と叫んでいたけれども、それは本当に国民の利になる理なんだろうか。