【四字熟語】
多言数窮
【読み方】
たげんすうきゅう
「たごんすうきゅう」とも読む。「多言なれば数窮(しばしばきゅう)す」とも読む。
【意味】
言口数が多ければ、その結果としてたびたび困窮するということ。言葉を慎むべきことの戒め。
【典拠・出典】
『老子』「五章」
多言数窮(たげんすうきゅう)の使い方
健太くん。また失言で人を傷つけたの?
そうなんだよ。またやってしまったんだ。
健太くんは、饒舌で多言数窮なんだから、もっと慎みなさいよ。
そうしたいんだけど、生来目立ちたがり屋だから、言葉を発したくてうずうずしてしまうんだよね。
多言数窮(たげんすうきゅう)の例文
- 多言数窮な彼にはみんなうんざりさせられています。
- もっと空気を読んで発言しないと、多言数窮、友達からあきれられてしまいますよ。
- 健太くんはよくしゃべる分、多言数窮、失言が多いです。
- 健太くんは調子に乗ると饒舌になり、多言数窮というように、同時に失言の数も多くなるので、聞いている私はドキドキします。
- 多言数窮、理解を求めて話せば話すほど、失言が増え人に理解されなくなってしまいますよ。