意趣遺恨の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
意趣遺恨
【読み方】
いしゅいこん
【意味】
人に対して長く抱き続ける、深く忘れがたい恨みのこと。過去の出来事に対する強い恨みやわだかまりをいう。

「意趣遺恨」は、相手への深い恨みが、長い間心に残っていることをいうんだよ。『意趣』も『遺恨』も、ここでは恨みに関わる言葉なんだ。必ず仕返しをするという意味ではなく、忘れがたい恨みそのものを表すよ。

ニャルほど! 何年も前の争いを思い出すたびに、相手への強い恨みがよみがえるような状態なんだニャ。オラ、そんな気持ちが長く続くのはつらいことだと思うニャン。
【語源・由来】
「意趣」は、もともと心の向かうところや考えをいうが、日本語では人への恨みを表すことがある。「遺恨」は、いつまでも心に残る恨みのこと。二つを重ね、相手に対して抱く深く長い恨みを強調している。
【関連語】
・不倶戴天(ふぐたいてん)
「不倶戴天」は、同じ天の下に生きていたくないほど相手を激しく憎むこと。「意趣遺恨」は、長く心に残る深い恨みをいうため、意味の重点が異なる。
【英語訳】
a deep-seated grudge
long-held resentment
英語例文
長年の争いから、両家には意趣遺恨が残っていた。
The long conflict left a deep-seated grudge between the two families.
長年の争いから、両家には意趣遺恨が残っていた。
The long conflict left a deep-seated grudge between the two families.
英語の grudge は人に対して抱く恨み、resentment は不当な仕打ちなどへの憤りや恨みを表す。長く残る恨みには deep-seated grudge や long-held resentment が適している。
意趣遺恨(いしゅいこん)の解説
カンタン!解説
「意趣遺恨」は、相手に対する深い恨みが、長い間消えずに心に残っていることだよ。ただ気になっていることや、小さな不満を表すのではなく、過去の出来事を忘れられないほどの強い恨みをいうんだ。
「意趣」は、考えや意向などを表す場合もあるけれど、この言葉では「恨み」の意味なんだ。「遺恨」は、いつまでも残る恨みのこと。似た意味の二つの語を重ねることで、恨みの深さと長さを強調しているよ。
たとえば、昔の争いをきっかけに、二つの家が長年にわたって相手を恨んでいる場合、「意趣遺恨のある間柄」と表すことができるよ。また、「意趣遺恨を抱く」「意趣遺恨が残る」のように使うんだ。
意趣遺恨(いしゅいこん)の使い方

健太くん、読んでいる歴史小説では、二つの家がずっと争っているの?

うん。昔、一方の家がひどい仕打ちを受けて、何年たっても相手を許せないんだって。

長い間続くそんな深い恨みを、意趣遺恨というのね。

うん。その恨みが次の争いを生んでしまう場面を読んだんだ。
意趣遺恨(いしゅいこん)の例文
- 過去の争いをきっかけに、両家の間には長年の意趣遺恨が残っていた。
- 彼は昔の裏切りを忘れられず、相手に意趣遺恨を抱いていた。
- その歴史小説では、家臣たちの意趣遺恨が新たな争いを招く。
- 和解の話が出ても、長く積み重なった意趣遺恨は簡単には消えなかった。
- 両家は過去の意趣遺恨を乗り越え、長く続いた争いに終止符を打った。
- 物語の主人公は、父を苦しめた相手への意趣遺恨を長年抱え続けていた。


















