【四字熟語】
断髪文身
【読み方】
だんぱつぶんしん
【意味】
野蛮な風習のたとえ。
【語源・由来】
「断髪」は髪を短く切ること。「文身」は刺青、いれずみのこと。
【典拠・出典】
『荘子』「逍遥遊」
断髪文身(だんぱつぶんしん)の使い方
髪を茶色く染めて、女子高生がおへそを出して歩く姿を断髪文身だっておばあちゃんが眉をひそめていたよ。
おばあちゃん世代の人にとっては、嫁入り前の娘が肌を出すなんてありえないことでしょうね。
おばあちゃんの時代は部屋着みたいな水着だったもんね。
ミニスカートをはいている女子高生は断髪文身の権化よね。
断髪文身(だんぱつぶんしん)の例文
- 他の国からすれば断髪文身にみえる風習でも、さらにほかの国からすれば守るべき文化だったりします。
- 人が人を食べるという断髪文身の風習がいまでも地球上に存在するそうです。
- 日本人がタコを食べるのは、ヨーロッパの人からすると悪魔の使いを食べる断髪文身の慣習です。
- 一夫多妻制は断髪文身の風習かどうか意見が分かれるところです。
- 明治維新前までは日常のことだったけれども、維新後、断髪文身の風習といわれ処罰されるようになったこともあります。