著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

寵愛一身【ちょうあいいっしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
寵愛一身

【読み方】
ちょうあいいっしん

【意味】
多くの人の中から特別に目をかけられ、愛情を一人占めにすること。

【語源・由来】
「後宮の佳麗三千人、三千の寵愛一身に在り」による。

【典拠・出典】
白居易「長恨歌」

寵愛一身(ちょうあいいっしん)の使い方

健太
ともこちゃんは、先生から寵愛一身にありって感じだよね。
ともこ
ええーっ。自分では、そんなにひいきされているとは思っていないんだけれども。
健太
僕たちから見れば思いっきりひいきされているよ。
ともこ
そんなことないわよ。平等ないい先生だと思うわ。

寵愛一身(ちょうあいいっしん)の例文

  1. 上司の寵愛一身にありというようなともこちゃんは、同僚から嫉妬の目で見られています。
  2. ともこちゃんはそのかわいい笑顔で上司を虜にし、寵愛一身といった感じです。
  3. 社長の好みを具現化したようなともこちゃんは、寵愛一身にあり、別格な扱いを受けています。
  4. 大奥で寵愛一身にありといえば、将軍家光に愛されたお万の方でしょうか。
  5. 愛くるしい姿の妹は、姉の私とは違って寵愛一身、いつも誰からでも愛されてかわいがられてきました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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