【四字熟語】
朝成暮毀
【読み方】
ちょうせいぼき
「朝に成り暮れに毀つ」とも読む。
【意味】
建物の造営が盛んなことのたとえ。
【語源・由来】
朝に完成して夕べには壊すという意味。「毀」はこぼつ、こわすという意味。
【典拠・出典】
『宋書』「少帝紀」
【類義語】
・朝穿暮塞(ちょうせんぼそく)
朝成暮毀(ちょうせいぼき)の使い方
オリンピックが近づいてくるほどに、街中が朝成暮毀といった様子よね。
どんどん新しい建物が建っているよね。
建築業界は人手も資材も足りないらしいわね。
これから人口が減っていくというのに、こんなに建ててどうするんだろうね。
朝成暮毀(ちょうせいぼき)の例文
- 新しい路線が乗り入れることが決まり、朝成暮毀、マンションの建設ラッシュです。
- この町は都会のベッドタウンとして人気が高まり、あちこちで朝成暮毀、家が建てられています。
- 先日の大火事のせいで多くの家が焼け、今、江戸では朝成暮毀で、大工が一番忙しそうです。
- この辺りはほんの十年前まではだだっ広い野原だったのに、今では朝成暮毀というように、開発は止まりそうにありません。
- 大学が移転してきてから、まさに朝成暮毀、学生用のアパートや店がどんどん建てられています。