【四字熟語】
頂門金椎
【読み方】
ちょうもんのきんつい
【意味】
人の急所をついた適切な戒め。
【語源・由来】
「頂門」は頭の上。「金椎」は金属のつち。
【典拠・出典】
『佩文韻府』「黄庭堅」
【類義語】
・頂門一針(ちょうもんのいっしん)
・当頭一棒(とうとういちぼう)
・寸鉄殺人(すんてつさつじん)
頂門金椎(ちょうもんのきんつい)の使い方
健太くん。泣きそうな顔をしてどうしたの?
さっき友達にグサッとくることを言われて、思わず怒鳴ってしまったんだけれども、落ち着いて考えると頂門金椎で、的確なアドバイスだったなと思って落ち込んでいるんだ。
すぐに謝って、感謝の気持ちを伝えたほうがいいんじゃないかしら。
そうだよね。悩んでいるより行動しよう。すぐに行ってくるよ。
頂門金椎(ちょうもんのきんつい)の例文
- 先生に言われた頂門金椎は一生僕の心に残ることでしょう。
- ともこちゃんの言葉は頂門金椎、まさに僕の弱点を的確についたものでした。
- 頂門金椎をいってくれるともこちゃんが傍にいたから、僕は道を間違えることなくここまで来ることができました。
- 先生の頂門金椎からは、僕への期待がにじみ出ていて、僕は思わず泣きそうになりました。
- 頂門金椎と批判は紙一重で、その人への思いやりの有無で変わってきます。