【四字熟語】
長幼之序
【読み方】
ちょうようのじょ
【意味】
年功者と年少者の間にある、当然守らなければならない社会的、道徳上の秩序のこと。
【語源・由来】
「長幼」は年長者と年少者、おとなと子供。
【典拠・出典】
『礼記』「楽記」
【類義語】
・長幼有序(ちょうようゆうじょ)
長幼之序(ちょうようのじょ)の使い方
健太くん。お年寄りに座席を譲るなんて偉いわね。
目上の人には敬意を払わないといけないよね。
長幼之序をわきまえているなんて、健太くんは意外とすごいわね。
若輩者の僕が年長者を敬う、長幼之序をわきまえるのは当然のことだよ。
長幼之序(ちょうようのじょ)の例文
- 最近の若者は長幼之序をわきまえない者が多くて困る。
- IT社会に突入してから、能力成果主義になり長幼之序なんて誰もかえりみなくなりました。
- 長幼之序の精神から考えると年功序列制は素晴らしい制度です。
- 空手道で先輩からしごかれ鍛えられている健太くんは、長幼之序の精神を大切にしていて、目上の人の命令には絶対服従です。
- 長幼之序をわきまえている健太くんは上司からの受けがよく、能力がない割には出世コースに乗っています。