【四字熟語】
鼎鐺玉石
【読み方】
ていとうぎょくせき
【意味】
非常な贅沢をするたとえ。
【語源・由来】
宝物のかなえを日用のなべのように使い、宝玉を石と同様にみなすという意味。「鼎」は三足または四足で主に祭器として用いられ権威や高い位の象徴とされた。「鐺」は両耳三本足のかなえの一種で、主に酒を温めるのに用いた。
【典拠・出典】
杜牧「阿房宮賦」
【類義語】
・金塊珠礫(きんかいしゅれき)
鼎鐺玉石(ていとうぎょくせき)の使い方
三大高級食材といわれるキャビアをこんなにたくさん食べることができるなんて鼎鐺玉石だなあ。
お父さんが知り合いの人から大量にもらったのよ。遠慮くなく食べて。
こんな鼎鐺玉石を体験することができるなんて僕は幸せ者だ。その知り合いの人に感謝しないといけないよね。
そうね。二度とこんな体験はできないかもしれないからね。
鼎鐺玉石(ていとうぎょくせき)の例文
- ともこちゃんは、映画の主演をするようになり鼎鐺玉石といった生活をしています。
- IT企業の社長になれば、鼎鐺玉石な暮らしをすることができるはずですよ。
- 鼎鐺玉石というような生活にあこがれるけれども、庶民の僕にはその生活がどんなものか想像もできない。
- 白米を食べることは鼎鐺玉石なことと考えられていたけれども、今は、お金持ちの人たちは玄米を食べます。
- 健太くんは莫大な財産を相続してから鼎鐺玉石といった暮らしをしています。