【四字熟語】
綈袍恋恋
【読み方】
ていほうれんれん
【意味】
昔なじみを忘れない友情の厚いことのたとえ。
【語源・由来】
「綈袍」はつむぎ地の綿入れ・どてらの類。「恋恋」は情のこまやかなさま。
中国戦国時代、魏の須賈は范睢が困窮していることに同情して、綿入れを贈った。のち范睢は旧恩を忘れず、須賈の命を救った故事による。
【典拠・出典】
『史記』「范睢伝」
綈袍恋恋(ていほうれんれん)の使い方
ともこちゃん。僕たちの友情は綈袍恋恋だよね。
そうだと思うけれども、どうしたの?
夏休みの宿題が終わらなくて困っている僕を助けてくれないかな?
綈袍恋恋といえる友情で結ばれているからこそ、健太くんを甘やかすことはしないわ。自分で頑張ってね。
綈袍恋恋(ていほうれんれん)の例文
- ともこちゃんとは、離れていても綈袍恋恋の友情を持っていられる心の友です。
- 健太くんとは、生まれた日も病院も同じなので、長い間綈袍恋恋の間柄です。
- 健太くんに対しては綈袍恋恋の友情を持っているので、そんなひどいことを彼にすることはできません。
- 綈袍恋恋の間柄である健太くんを見捨てるわけにはいきません。
- 彼とは綈袍恋恋、大親友なので困ったときはお互い様です。