【四字熟語】
同軌同文
「文を同じくし軌を同じくす」とも読む。
【読み方】
どうきどうぶん
【意味】
天下が広く統一されたさま。
【語源・由来】
天下みな同じ文字を使い、同じ車を用いること。
【典拠・出典】
『中庸』「二八章」
【類義語】
・同文同軌(どうぶんどうき)
・千里同風(せんりどうふう)
・万里同風(ばんりどうふう)
同軌同文(どうきどうぶん)の使い方
織田信長は、同軌同文を成し遂げたのに、明智光秀に殺されたんだよね。
そうなのよ。とても悔しかったでしょうね。
でも信長は死ぬ直前に是非に及ばずって言ったんだよね。
死を前にして仕方がないことだって、やっぱり同軌同文しようとする人は一味違うわよね。
同軌同文(どうきどうぶん)の例文
- 徳川家康は同軌同文し、日本に200年以上に及ぶ平安をもたらしました。
- アレキサンダー大王は世界征服、同軌同文を目指しましたが、熱病にかかり32歳の若さで亡くなりました。
- 秦の始皇帝は、紀元前221年に中国を同軌同文しましたが、紀元前206年に滅びました。
- 戦国時代には、同軌同文を目指して、大名が命をかけて争っていました。
- 日本が倭の国と呼ばれていた時代、卑弥呼が同軌同文していたといわれています。