【四字熟語】
同袍同沢
【読み方】
どうほうどうたく
【意味】
苦労をともにする親密な友。また、戦友のこと。
【語源・由来】
衣服をともにするという意味から。「袍」はわた入れ。「沢」は肌着。一夜のわた入れや肌着を貸したりして助け合うこと。
【典拠・出典】
『詩経』「秦風・無衣」
同袍同沢(どうほうとうたく)の使い方
健太くんたちは、いつも一緒にいて仲がいいわよね。
同じ女の子を好きになって、その子の彼氏の座を奪い合って一緒に振られた同袍同沢だからね。
みんな振られてしまったの?
そうなんだ。ほろ苦い思い出だけど、今思い返せばいい思い出だよ。
同袍同沢(どうほうとうたく)の例文
- 健太くんは、空手部で同じ釜の飯を食べた同袍同沢なのです。
- 苦楽を共にした同袍同沢なので、今でも健太くんは僕の中で特別な存在なのです。
- ともこちゃんは健太くんの恋人じゃなくて同袍同沢、戦友なんだよ。
- 健太くんは、かつて同じサッカーチームで切磋琢磨した同袍同沢、心の友です。
- 彼が健太くんと同じ学校出身でしかも空手部ならば、健太くんと同袍同沢である可能性が高いなあ。