著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

桃李満門【とうりまんもん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
桃李満門

「桃李門に満つ」とも読む。

【読み方】
とうりまんもん

【意味】
優秀な人材が多く集まること。

【語源・由来】
おいしい桃やすももが門にあふれるという意味から。旬の桃李を優秀な人材にたとえた。

【典拠・出典】
資治通鑑』「唐紀」

桃李満門(とうりまんもん)の使い方

ともこ
健太くん。今年も空手部には新入部員がたくさん入部したの?
健太
桃李満門、将来有望な選手がたくさんいるよ。今から試合が楽しみだ。
ともこ
へえ。豊作だったのね。よかったわね。
健太
うれしい反面、僕の座を脅かされそうで恐ろしくもあるよ。

桃李満門(とうりまんもん)の例文

  1. この学区は、勉強熱心な親御さんが多いから、桃李満門というように優秀な生徒が集まりやすいんです。
  2. あの研究室は桃李満門、優秀な研究者がそろっています。
  3. 厳しい受験を勝ち抜いた優秀な学生が大勢、まさに桃李満門、毎年この校門をくぐって集ってきます。
  4. 桃李満門というように、あのクラスは極めて成績優秀、粒ぞろいです。
  5. あの塾は進学実績が素晴らしくいいので、桃李満門、トップクラスの成績の生徒がこぞって入塾し、集まってきます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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