【四字熟語】
斗酒隻鶏
「斗酒隻雞」とも書く。
【読み方】
としゅせきけい
【意味】
一斗の酒と一羽の鶏。友人を哀悼し述懐することをいう。
【語源・由来】
一斗の酒と一羽の鶏は死者を祭るのに用いた。もと魏の曹操が友人の橋玄の墓を祭ったときに用いた語。
「斗酒」は一斗の酒。「隻」は鳥一羽をいう。
【典拠・出典】
『後漢書』「橋玄伝」
斗酒隻鶏(としゅせきけい)の使い方
健太くん。お友達が病気で亡くなって残念だったわよね。
そうなんだ。クラスのみんなが斗酒隻鶏の思いに暮れているよ。
急だったのよね。
異変に気が付いた時には手遅れな状況だったらしいよ。近くにいた僕たちがもっと早く気が付いてあげるべきだったんだ。
斗酒隻鶏(としゅせきけい)の例文
- 友人がなくなったので斗酒隻鶏の思いで、黒服を着て喪に服しています。
- 健太くんは亡きともこちゃんを斗酒隻鶏し、「とても心優しい友人で、尊敬できる女性でした。」と語りました。
- 斗酒隻鶏し、亡き友を思い出すことで、友は私の中で永遠になります。
- 病気で亡くなった友人を斗酒隻鶏し、涙にくれました。
- 親友の遺影に斗酒隻鶏し、彼が大好きだった花を贈りました。