【四字熟語】
咄咄怪事
【読み方】
とつとつかいじ
【意味】
驚くほど意外で怪しい出来事。また、非常に都合が悪くよくないこと。
【語源・由来】
「咄咄」は、意外さに驚いて発する声。
【典拠・出典】
『晋書』「殷浩伝」
咄咄怪事(とつとつかいじ)の使い方
今、ニュースでこちらの事故の加害者は逮捕されたのに、こちらの加害者は元官僚だからって逮捕されない、これは咄咄怪事だって話題になっているよ。
私も聞いたわ。でも逮捕されないからって無実なわけじゃないのよね。
国民の納得がいくような公正な処罰を下してほしいよね。
そうね、法のもとには平等であるべきよね。
咄咄怪事(とつとつかいじ)の例文
- 僕が事実上の左遷で健太くんが出世だなんて咄咄怪事、何か裏があるに違いない。
- ともこちゃんじゃなくて健太くんが生徒会長に当選したって、咄咄怪事、ありえない話だ。
- 指名されるのは、成績からいって健太くんで確定だったはずなのに、格下の彼が選出されるとは咄咄怪事だ。
- アメリカ行きが健太くんじゃなかったので、健太くんは咄咄怪事だと屋上で叫んでいました。
- 健太くんが次期社長候補とは咄咄怪事、彼は社長の親戚なのか。