【四字熟語】
吐哺捉髪
【読み方】
とほそくはつ
【意味】
すぐれた人材を求めるのに熱心なこと。
【語源・由来】
「吐哺」は口の中の食べ物を吐き出すこと。昔、中国の周公旦が来客があると、食事中のときには口の中の食べ物を吐き出し、入浴中のときには濡れた髪を握ったまますぐに出迎え、有能な人材を求めたという故事から。
【典拠・出典】
『韓詩外伝』「三」
【類義語】
・吐哺握髪(とほあくはつ)
・吐握之労(とあくのろう)
・握髪吐哺(あくはつとほ)
吐哺捉髪(とほそくはつ)の使い方
健太くん。今年の空手部の新入部員は将来有望そうな感じなの?
うーん。夏まで続くかどうかも微妙な感じだね。
積極的に吐哺捉髪しないと空手部が、健太くんの題で廃部になってしまうわよ。
それはいやだ。一生懸命有望なやる気のある部員を探すよ。
吐哺捉髪(とほそくはつ)の例文
- 吐哺捉髪しないと、いずれこの会社は行き詰ります。
- 代々、吐哺捉髪するよう努めてきたので、老舗と呼ばれるまで続けてくることができたんです。
- 吐哺捉髪する姿勢が、この会社の成功の秘訣です。
- 吐哺捉髪しているから、あのサッカー部は最強です。
- 優秀な人材を確保するために吐哺捉髪することは、優先課題だと思います。