【四字熟語】
斗量帚掃
【読み方】
とりょうそうそう
【意味】
自分のことを謙遜していう語。また、人や者があり余るほどあること。
【語源・由来】
「斗量」はますで量る。「帚掃」はほうきで掃くこと。ますで量り、ほうきで掃きすてるほどの、たいしたことはない人間のこと。また、それほどたくさんあること。
【典拠・出典】
『日本外史』「源氏正記」
斗量帚掃(とりょうそうそう)の使い方
健太くんみたいに優秀な空手の選手は見たことがないって、先生がほめていたわよ。
いやいやいや、僕なんて斗量帚掃、普通だよ。
またまた謙遜しちゃって。本当は先生の言っていることは事実だって思っているんでしょう?
少しだけね。
斗量帚掃(とりょうそうそう)の例文
- 自分は斗量帚掃なので、漢検一級合格なんてとんでもない、どんなにがんばっても無理ですよ。
- 斗量帚掃である私が生徒会長に就任するだなんて、私では力不足ですよ。
- 斗量帚掃な私を過大評価しすぎですよ。
- ダイヤモンドは実は斗量帚掃、埋蔵量は多く、価格がコントロールされているだけです。
- ピアノを習っている人は、斗量帚掃、掃いて捨てるほどいるから厳しい世界です。