【四字熟語】
忍気呑声
「気を忍び声を吞む」とも読む。
【読み方】
にんきどんせい
【意味】
怒りをこらえて声に出さないこと。遠慮して憤りを抑え、言いたいこともあえて言わないでいること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・忍之一字(にんのいちじ)
・隠忍自重(いんにんじちょう)
忍気呑声(にんきどんせい)の使い方
健太くん。頭に十円はげができているわよ。
事を荒立てないように忍気呑声を心がけていたら、ストレスが溜まってしまったんだよ。
ストレスをうまく発散させないと、今度は胃に穴が開くわよ。
それは困るから、怒りやストレスを人にぶつけず発散する方法を見つけるよ。
忍気呑声(にんきどんせい)の例文
- 健太くんは感情に任せて発言するのではなく、忍気呑声するタイプなんです。
- 今まで忍気呑声していろんな思いや言葉を飲み込んできました。
- 懸命に忍気呑声している健太くんの手は、怒りにプルプル震えていました。
- 忍気呑声していたら、健太くんは、この程度では怒られないと認識し、調子に乗ってしまったようです。
- 場の空気を読んで忍気呑声し、怒りをぐっとこらえました。