【四字熟語】
伯兪泣杖
「伯瑜泣杖」とも書く。
「伯兪杖に泣く」とも読む。
【読み方】
はくゆきゅうじょう
【意味】
親が年老いたことを知り、嘆き悲しむこと。
【語源・由来】
「伯兪」は人の名。「杖」はむちのこと。
中国漢の韓伯兪は、孝心が厚い人であったがあるとき過ちをおかして母にむちうたれた。ところが少しも痛くないので、老母の力の衰えを知って泣いたという故事から。
【典拠・出典】
『説苑』「建本」
伯兪泣杖(はくゆきゅうじょう)の使い方
おばあちゃんが田舎から出てきて一緒に暮らすことになったんだよ。
へえ。急な話ね。
おばあちゃんに会いにいったときに、お父さんが伯兪泣杖して、このまま一人で置いておけないって同居を決心したんだよ。
健太くんはおばあちゃんが大好きだから、楽しくなりそうね。
伯兪泣杖(はくゆきゅうじょう)の例文
- 久しぶりに見た父は、一回り小さくなっていて伯兪泣杖しました。
- 白髪が増えた母の頭を見て、苦労を掛けたなと伯兪泣杖しました。
- 腰が曲がった両親の姿を見て伯兪泣杖しました。
- 伯兪泣杖し、親はいつまでも僕のそばにいて生きているわけではないんだと再確認しました。
- いつの間に両親はこんなに食が細くなったんだろうと伯兪泣杖しました。