【四字熟語】
関雎之化
【読み方】
かんしょのか
日本漢字能力検定
1級【意味】
夫婦仲がよく、家庭がうまく治まることのたとえ。
【語源由来】
「関雎」は「詩経(しきょう)」周南(しゅうなん)の詩篇の名。周の文王とその后妃(こうひ)の夫婦和合の徳を歌ったものといわれていることから。
【類義語】
・比翼連理(ひよくれんり)
・琴瑟相和(きんしつそうわ)
・鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
・琴瑟調和(きんしつちょうわ)
・関関雎鳩(かんかんしょきゅう)
【英語訳】
very harmonious
harmoniousは「仲睦まじい」という意味の形容詞。
英文例
あの夫婦は関雎之化だ。The couple is very harmonious.
英文例
あの夫婦は関雎之化だ。The couple is very harmonious.
関雎之化(かんしょのか)の使い方

今日の授業参観、健太くんのところはお父さんが来てたのね

うん、今日は母さんが仕事でどうしても来れなかったから、代わりに父さんが来てくれたんだ

お父さんが代わりに仕事を休んでくれたのね。健太くんのところはとても関雎之化なのね。

そうだね、父さんと母さんは、息子のぼくからみてもすごく仲が良いよ
関雎之化(かんしょのか)の例文
- うちの父と母は、娘の私が思わず照れてしまうほどラブラブだ。近所でも評判の関雎之化なので、うちの中ではまったくいざこざが無い。
- 私の友人の夫婦は、結婚して20年もたつのにとても関雎之化で、かなりうらやましい。我が家もああであればといつも思う。
- 来月はいよいよ彼との結婚式だ。今でも夢心地だが、結婚してからもずっと関雎之化な家庭にしていきたい。
- 私の祖父と祖母は、非常に仲が良く、うちの父さんや母さんが羨むほどだ。どうすればあんなに関雎之化でいられるのだろう。
- 関雎之化な家庭にするコツはいろいろあるが、一番大切なのは、相手を思いやる心だ。
まとめ
関雎之化(かんしょのか)は、中国の故事が由来で、夫婦仲がよく、家庭がうまく治まることを意味する言葉です。夫婦仲睦まじく、いつまでも元気で暮らせるのが一番幸せです。相手を思いやる気持ちをいつも大切にして、関雎之化(かんしょのか)になるようにがんばりましょう。