【四字熟語】
八索九丘
【読み方】
はっさくきゅうきゅう
【意味】
古い書籍のこと。
【語源・由来】
「八索」「九丘」ともに中国古代の書名。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「昭公一二年」
八索九丘(はっさくきゅうきゅう)の使い方
大昔、天皇記と国記という八索九丘があったんだよね。
そのようね。あったという記述はあるんだけど、焼失してしまったらしいわね。
蘇我馬子が編纂した歴史書だったんだよね。読んでみたかったなあ。
本当よね。昔の人はすぐ焼き討ちにしてしまうけれども、残してほしかったわよね。
八索九丘(はっさくきゅうきゅう)の例文
- 日本書紀は八索九丘で、日本最古の勅撰歴史書といわれています。
- 竹取物語は八索九丘ですが、現存する本はなく、書かれた時期も不明ですが日本最古の物語といわれています。
- 焼失したといわれていた八索九丘が遺跡から発見され、大きなニュースとなりました。
- 中国の八索九丘に卑弥呼という女王が日本を治めていたという記述があります。
- ソフィア世界史博物館にあるエトルリア語の書籍が八索九丘の中で最も古く、かつ現存する本です。