著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

発憤忘食【はっぷんぼうしょく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
発憤忘食

「発奮忘食」とも書く。

【読み方】
はっぷんぼうしょく

【意味】
心を奮い立たせて、食事をとるのも忘れるほど物事に夢中になって励むこと。

【語源・由来】
「発憤」は心を奮いおこすこと。「忘食」は食事をとるのも忘れるほど熱中すること。

【典拠・出典】
論語』「述而」

発憤忘食(はっぷんぼうしょく)の使い方

健太
ノーベル物理学賞の第一回受賞は、あの有名なレントゲンさんなんだね。
ともこ
そうなのよ。発憤忘食して研究に励んで放射線を発見したのよ。
健太
僕も発憤忘食すれば世紀の大発見をすることができるのかな?
ともこ
きっとできるわよ。

発憤忘食(はっぷんぼうしょく)の例文

  1. エジソンは発憤忘食して発明に没頭して、妻に「君は誰だっけ?」と言って怒らせたことがありました。
  2. ともこちゃんの一言が胸に響いたようで、健太くんは発憤忘食して勉強しています。
  3. 発憤忘食してがんばったので、絶対無理といわれた学校に入学することができました。
  4. 健太くんは論文を書くために、このところ発憤忘食の状態でした。
  5. 発憤忘食しているともこちゃんに、少しでも食事を口にしてもらおうとおにぎりを作りました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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