【四字熟語】
抜来報往
「抜く来たり報く往く」とも読む。
【読み方】
ばつらいほうおう
【意味】
速やかに来て、速やかに往くこと。また、たびたび行き来すること。
【語源・由来】
「抜」と「報」ともに疾いという意味。「抜来」は疾く往くこと。
【典拠・出典】
『礼記』「少儀」
抜来報往(ばつらいほうおう)の使い方
健太くんの友達がまた遊びに来ていたの?
彼はいつも抜来報往、あわただしくやってきて、あわただしく帰っていくんだよね。
もっとゆっくりしていけばいいのにね。
忙しいんだと思うよ。
抜来報往(ばつらいほうおう)の例文
- ネットを光回線にしてから抜来報往といった感じで、サクサクつながります。
- 健太くんは実家と自分の家を抜来報往しているようです。
- 昔は抜来報往している船があったんだけど、今では観光客も見てのとおりほとんどいないし、一日一便しかないんだよね。
- ともこちゃんと健太くんは交換日記をしていて、その日記は順調にお互いを抜来報往しています。
- 必死に書いた論文をようやく先生に提出したものの、抜来報往してダメ出しと再提出を繰り返したのち、ようやく合格をもらいました。