著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

繁絃急管【はんげんきゅうかん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
繁絃急管

「繁弦急管」とも書く。

【読み方】
はんげんきゅうかん

【意味】
華麗でにぎやかな音楽。また、楽曲が佳境に入って盛り上がっていくこと。

【語源・由来】
「絃」は弦楽器。「管」は管楽器。「繁」はあわただしいこと。

【典拠・出典】
銭起「瑪瑙杯歌」

繁絃急管(はんげんきゅうかん)の使い方

ともこ
ロックは繁絃急管で私にはうるさい騒音にしか聴こえないわ。
健太
そうかなあ。僕はロックを聴いているとノリノリになってくるけどなあ。
ともこ
あんなの音楽じゃないわ。
健太
音楽は音を楽しむ物でしょう。僕はロックを聴くと楽しいよ。いろんな音楽の形があっていいんじゃないかな。

繁絃急管(はんげんきゅうかん)の例文

  1. この楽章のラストで繁絃急管となるところが、大変盛り上がって大好きなんです。
  2. ここは繁絃急管だから、指がスピードについていけなくて演奏をするのが難しいんです。
  3. むこうから繁絃急管が聴こえてきましたが、イベントか何かやっているのでしょうか。
  4. パガニーニによる超絶技巧練習曲は繁絃急管で、弾きこなせる人はほとんどいません。
  5. 健太くんが作る曲は繁絃急管な曲が多いです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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