【四字熟語】
百縦千随
【読み方】
ひゃくしょうせんずい
【語源・由来】
どんなわがままも聞くこと。また、どんなわがままでもきかれること。
【語源・由来】
「百縦」はさまざまなわがまま。「縦」はほしいままという意味。
【典拠・出典】
『竇娥冤』関漢卿
【類義語】
・百様依順(ひゃくよういじゅん)
百縦千随(ひゃくしょうせんずい)の使い方
あそこに駄々をこねている子供がいるわね。
床に寝転がってじたばたしているね。
ああすれば、お母さんに百縦千随してもらえるって分かってやっているかしら?
あの歳で確信犯だったらすごいね。
百縦千随(ひゃくしょうせんずい)の例文
- 遅くにできたかわいい息子だからって、百縦千随していたら、碌な大人になりませんよ。
- 父さんは僕に対して甘くて百縦千随だから、言えば買ってもらえると思うよ。
- 後輩に対して百縦千随な健太くんは、頼りなくて空手部の部長にふさわしくありません。
- 校長先生の弱みを握ったので、百縦千随、僕の操り人形ですよ。
- 健太くんはともこちゃんに頭が上がらないので、百縦千随して、はいはいということを聞いています。