【四字熟語】
浮雲朝露
【読み方】
ふうんちょうろ
【意味】
たよりなくはかないもののたとえ。
【語源・由来】
「浮雲」は空に浮かぶ雲のことで、たよりなく定まらないことのたとえ。「朝露」は朝方におりる露のことで、すぐに消えてしまうはかないもののたとえ。
【典拠・出典】
『周書』「蕭大圜伝」
浮雲朝露(ふうんちょうろ)の使い方
地位や名誉なんて浮雲朝露だよね。
そうね。いつ無くなるともしれないものだわね。
じゃあ、そんなもろいものを努力して得ようとする必要はないよね。
地位や名誉にしがみついてはいけないだけであって、努力をしないというのは間違っていると思うわ。
浮雲朝露(ふうんちょうろ)の例文
- 愛とは浮雲朝露、いつ心変わりするともしれないようなはかないものなんだよ。
- 浮雲朝露であるからこそ人生は尊く美しいのです。
- 誰かに依存して生きることは浮雲朝露なので、自分の力で生きるすべを身につけるべきです。
- 桜の花は浮雲朝露だからこそ、人はみな桜に心奪われるのだろう。
- 浮雲朝露な命なんだから、毎日を後悔のないように生きていきたいと思っています。