【四字熟語】
浮家泛宅
【読み方】
ふかはんたく
【意味】
船の中に住まうこと。漂泊して暮らすことから、転じて、放浪する隠者の生活。
【語源・由来】
「泛」は浮かぶ、浮かべるという意味。
【典拠・出典】
顔真卿「浪跡先生玄真子張志和碑銘」
浮家泛宅(ふかはんたく)の使い方
健太くんは将来は何になりたいと思っているの?
浮家泛宅しながら空手の修行をしたいなと思っているよ。
日本中の空手道場を回って、道場やぶりをするつもりなの?
違うよ。日本各地の強い空手家と闘って、いろんなことを学びとりたいんだよ。
浮家泛宅(ふかはんたく)の例文
- 彼女は浮家泛宅といった生活をしているから、今すぐ会いたいといわれても、今どこにいるのか誰にもわからないよ。
- 浮家泛宅のように、日本中を放浪しながら絵を描きつづけました。
- 兄さんは就職をせずにバックパックを背負って、世界中を回って浮家泛宅の生活をしています。
- 浮家泛宅の日々を送る隠者のように、健太くんは俗世を離れ、旅をして回っているようです。
- ともこちゃんのお兄さんは、浮家泛宅の生活をしているので、世界中のことをその目で見て聞き知っているから博識ですよ。