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狐裘蒙戎【こきゅうもうじゅう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
狐裘蒙戎

【読み方】
こきゅうもうじゅう

【意味】
富貴の人の行いがおさまらず国家が乱れることのたとえ。

【語源・由来】
「狐裘」は子狐の脇の下にある高級な毛皮で作った皮衣のことで、それを着る人ということから、高貴な人のたとえ。「蒙戎」はものごとが乱れている様子。

【典拠・出典】
詩経

狐裘蒙戎(こきゅうもうじゅう)の使い方

健太
公正であるべき大学入試で、裏口入学や男女に点数差をつけてあったんだってね。
ともこ
高い地位の人が、権力をかさにして息子を裏口入学させるなんて、狐裘蒙戎の序章よ。最高学府がこんなことをしていたら、この国の未来は危ういわ。
健太
今回問題になったのは医大だったけれども、裏口入学したお医者さんに診てもらうのは嫌だな。
ともこ
医師国家試験はさすがにお金では合格できないんじゃないかしら?そう信じたいわ。

狐裘蒙戎(こきゅうもうじゅう)の例文

  1. 税金を使っての出張でスイートルームに泊まるなんて、狐裘蒙戎の始まりです。
  2. 四期目に入った知事が、県庁舎を私邸と思いこんだのか、自分好みに建て替えましたが、公私混同したら狐裘蒙戎ですよね。
  3. その政治家は、家族の旅行の費用を会議費として請求していたが、品位のない政治家がいる国家は、狐裘蒙戎、もうだめです。
  4. 政治家が私腹を肥やすために、権力を悪用し始めたら、狐裘蒙戎、国家崩壊です。
  5. 狐裘蒙戎、総理のお友達だからと言って、国民財産を特定の人にほぼ無償で払い下げるというのは問題で、おかげで国会が乱れています。

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