著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

附贅懸疣【ふぜいけんゆう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
附贅懸疣

「附贅」は「付贅」とも書く。また、「疣」は「肬」とも書く。

【読み方】
ふぜいけんゆう

【意味】
無用なもののこと。

【語源・由来】
「贅」「疣」はともにこぶ・いぼのこと。ついてぶらさがっているこぶやいぼということ。

【典拠・出典】
荘子』「駢拇」

附贅懸疣(ふぜいけんゆう)の使い方

健太
盲腸って附贅懸疣なのかな。
ともこ
今は役割を果たしていないようね。
健太
なんでまだあるのかな?しかもよく虫垂炎になったっていって手術をする人がいるよね。
ともこ
自分の身体のはずなのにわからないことだらけよね。

附贅懸疣(ふぜいけんゆう)の例文

  1. ともこちゃんに附贅懸疣と思われないように、一生懸命雑用をこなしています。
  2. 健太くんは附贅懸疣だと思っていたけれども、意外と役に立つかもしれない。
  3. スーパーコンピューターのような頭脳を持っているともこちゃんにとって、電卓は附贅懸疣でしょう。
  4. 附贅懸疣な人などいない、皆この会社にとって必要な人だからリストラするなんて、そんなひどいことはできない。
  5. 附贅懸疣と思ったらどんどん捨てないと、家が散らかるばかりで一向にきれいになりません。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。