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鷸蚌之争【いつぼうのあらそい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
鷸蚌之争

【読み方】
いつぼうのあらそい

【意味】
両者が譲らずに争っていると第三者が骨を折らずに利益を横取りしてしまうことのたとえ。

【語源・由来】
「鷸」は水鳥のしぎ。「蚌」はどぶ貝のこと。

【典拠・出典】
戦国策』「燕策」

【類義語】
・漁夫之利(ぎょふのり)

鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)の使い方

ともこ
健太くん。何を泣きそうな顔をしているのよ?給食が足りなかったの?
健太
昼休みに野球をしようと思って、場所取りに行ったら、サッカーをしようとしている子たちと喧嘩になったんだ。しかももめている間に、女子が場所を占領してソフトボールを始めてしまったんだよ。
ともこ
鷸蚌之争ね。
健太
まさにそうだよ。くやしーい。

鷸蚌之争(いつぼうのあらそい)の例文

  1. 鷸蚌之争、彼と社長の座を争っている内に、第三者にその座をとられました。
  2. 鷸蚌之争、残ったデザートを誰が食べるかじゃんけんで決めているときに、健太くんが食べてしまいました。
  3. 鷸蚌之争、隣の店と客を奪い合って競争しているところに、大手スーパーが参入してきて両社とも吸収されました。
  4. 鷸蚌之争にされないように、喧嘩はやめて、手を組みましょう。
  5. 鷸蚌之争、二か国間でもめて弱っているところに、強大な国が口を出してきて、二か国とも属国にされてしまいました。

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