【四字熟語】
平沙落雁
【読み方】
へいさらくがん
【意味】
中国瀟湘八景の一つ。また琴曲の名。
【語源・由来】
「平沙」は平らで広い砂原、砂漠のことで、砂原におりたつ雁のこと。
【典拠・出典】
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平沙落雁(へいさらくがん)の使い方
健太くん。この美術館に展示されている絵の中で、気に入った絵はあった?
この絵はきれいだね。一番この絵が好きだよ。
平沙落雁を描いた絵ね。
中国の人が描いた絵だけど、わびさびを感じるよ。
平沙落雁(へいさらくがん)の例文
- 彼の作品には平沙落雁が多く見られるので、生前好んでいたようです。
- この平沙落雁は水墨画で、とても奥行きが感じられる深い絵です。
- ともこちゃんが演奏する平沙落雁はとても美しく、晩冬に雁の群れが砂原に舞い降りる情景が思い浮かぶようでした。
- 平沙落雁は名曲で、時を超え多くの人の心を打ちます。
- 冬が深まった今日の演奏会では、冬らしい平沙落雁を演奏しようと思います。
まとめ
「落雁」というお菓子はうるち米の粉を煎って砂糖とまぜ、捏ね合わせたものを型で押し固めて作るものです。江戸時代の落雁は、白地に黒ごまを配したものが多く見られ、瀟湘八景の平沙落雁に見たてて「落雁」という名になったとも言われています。