【四字熟語】
茅屋采椽
【読み方】
ぼうおくさいてん
【意味】
質素な家のこと。
【語源・由来】
「茅屋」はかやぶきの屋根のこと。「采椽」は山から切り出したままのたるきのこと。
【典拠・出典】
『漢書』「芸文志」
茅屋采椽(ぼうおくさいてん)の使い方
健太くんの家はこの近所なんでしょう?寄って行ってもいいかしら?
ええー。それは困るなあ。
何で?そんなにひどく散らかっているの?
散らかっていないけれども、茅屋采椽だから、豪邸に住むともこちゃんに見せるのは恥ずかしいんだよ。
茅屋采椽(ぼうおくさいてん)の例文
- 家はこの世の仮の住まいだから、茅屋采椽でいいんだよとおじいちゃんが言っていました。
- 僕の家は茅屋采椽だから、ハイソな街の中で浮いていてすぐにわかると思います。
- 茅屋采椽でむさくるしい家ですが、よかったらお茶でも飲んで休んで行ってください。
- 僕の育った家は茅屋采椽で、とても小さかったけれどもそこに家族八人が暮らしていたんだよ。
- 茅屋采椽だから、災害の時には不安を感じるかもしれないけれども、意外と丈夫だから気のすむまで滞在してよ。