【四字熟語】
無常迅速
【読み方】
むじょうじんそく
【意味】
人の世は移り変わりが速く、はかないものであるということ。
【語源・由来】
「無常」はもと仏教語で、世の転変や人の生死などが永久不変ではなく、はかないことの意。「迅速」は非常に速いさま。
【典拠・出典】
『六祖壇経』
【類義語】
・老少不定（ろうしょうふじょう）
無常迅速（むじょうじんそく）の使い方
健太くん。毎日毎日ぼんやり過ごしていたらもったいないわよ。
大丈夫だよ。まだまだ若いんだし、時間はたっぷりあるよ。
無常迅速な人生だということを自覚していないといけないわよ。明日死ぬかもしれないのよ。
ともこちゃんの言う通り、毎日を大事にしないとだめだね。
無常迅速（むじょうじんそく）の例文
- 無常迅速で時計を止めても時は待ってはくれません。
- 人生は無常迅速なのだから、迷っている暇はない、とにかくやってみればいい。
- 少年老い易く学成り難しというでしょう、無常迅速、毎日を大事に生きていこう。
- テナントが数か月で入れ替わるショッピングモールを見ていると、無常迅速を感じます。
- 人間の一生は無常迅速、悔いの無いようにしたい。
