著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

毛骨悚然【もうこつしょうぜん】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
毛骨悚然

「毛骨竦然」とも書く。

【読み方】
もうこつしょうぜん

【意味】
ひどく恐れおののくさま。毛髪や骨の中にまで恐れを感じるということから。

【語源・由来】
「悚然」は恐れてぞっとする、恐れてすくむさま。

【典拠・出典】

【類義語】
・毛髪悚然(もうはつしょうぜん)

毛骨悚然(もうこつしょうぜん)の使い方

健太
ともこちゃん。毛骨悚然としているけれども、どうしたの?早く理科室に入りなよ。
ともこ
・・・健太くんも自分の目で見てごらんなさいよ。
健太
何があるっていうんだよ。・・・うわあ、骸骨の模型がおどっている。
ともこ
これは毛骨悚然となる大事件よ。

毛骨悚然(もうこつしょうぜん)の例文

  1. 毛骨悚然となる話ばかり集めてある本を読んでしまったので、夜、こわくて一人で眠ることができませんでした。
  2. 家の中に虫がいると、ともこちゃんは毛骨悚然となります。
  3. いつも冷静なともこちゃんが毛骨悚然となり、パニックに陥っていました。
  4. 突然健太くんが奇妙な様子で叫んだので、ともこちゃんは毛骨悚然となりすくみあがっています。
  5. 山の中でクマに出会った健太くんは、毛骨悚然となり腰を抜かしたので、そのまま死んだふりをしました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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