【四字熟語】
門前成市
「門前市を成す」とも読む。
【読み方】
もんぜんせいし
【意味】
人が多く集まることのたとえ。人の出入りが多く門前が市場のようににぎわうこと。
【語源・由来】
「門庭、市のご若し」とあるのにもとづく。
【典拠・出典】
『漢書』「鄭崇伝」
【類義語】
・門巷填隘(もんこうてんあい)
【対義語】
・門前雀羅(もんぜんじゃくら)
門前成市(もんぜんせいし)の使い方
健太くんの家は、いつ来てもお客さんがたくさんいるわよね。
父さんが国会議員になってから、ひっきりなしに来客があるようになったんだよ。
まさに門前成市ね。
そうなんだよ。いつか行列ができる人気の料理店と勘違いされそうだよ。
門前成市(もんぜんせいし)の例文
- 健太くんのおじいさんはお弟子さんをたくさん抱えているので、家の前は、おじいさんを頼ってくるお弟子さんで門前成市です。
- 健太くんは順調に出世して、門前成市となっています。
- 栄華を誇っているともこちゃんの家は、いまや門前成市、おこぼれにあずかりたい人たちがたくさんやってきます。
- 健太くんの権力にあやかりたい人が集まり、門前成市となっています。
- あの眼科はゴッドハンドとして有名なので、門前成市といった状態です。