著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

右文左武【ゆうぶんさぶ】の意味と使い方や例文(類義語)

【四字熟語】
右文左武

「左武右文」ともいう。
「文を右に武を左にす」とも読む。

【読み方】
ゆうぶんさぶ

【意味】
文武両道を兼ね備えること。天下を治める道をいう。

【典拠・出典】

【類義語】
・左武右文(さぶゆうぶん)
・左文右武(さぶんゆうぶ)
文武両道(ぶんぶりょうどう)

右文左武(ゆうぶんさぶ)の使い方

健太
この学校は進学校なのに、なんで生徒に、マラソン大会で30kmもの長い距離を走らせるんだろう。
ともこ
右文左武を目指しているからよ。
健太
勉強でナンバーワンになればそれでいいじゃないか。
ともこ
学問も運動も両方おさめてこそ立派な人間になることができるものなのよ。ぼやいてばかりいないで足を動かして走りましょう。

右文左武(ゆうぶんさぶ)の例文

  1. 文事ある者は必ず武備あり、人の上に立つ人間になりたいのなら、右文左武であるべきです。
  2. 右文左武であるべきなのに、中学受験戦争が過熱すると勉強に偏った頭でっかちな人間が増えそうです。
  3. 健太くんは、空手も勉強も手を抜かず、右文左武の精神を大事にしています。
  4. 右文左武の教えを大事に考える祖父は、私に勉強も運動も両方ともおろそかにしないよう教育しました。
  5. あの学校は右文左武の校風なので、勉強が嫌いな健太くんは進学しないでしょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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