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車胤聚蛍【しゃいんしゅうけい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
車胤聚蛍

【読み方】
しゃいんしゅうけい

【意味】
苦学のたとえ。

【語源・由来】
車胤は蛍を集めてその光で読書した。「車胤」は東晋の人。「聚」は集める。車胤は若いとき勤勉であったが貧乏で夏には蛍を集めて袋に入れその光で読書したという故事。

【典拠・出典】
晋書』「車胤伝」

【類義語】
蛍雪之功(けいせつのこう)
・嚢蛍映雪(のうけいえいせつ)
車蛍孫雪(しゃけいそんせつ)
孫康映雪(そんこうえいせつ)

車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)の使い方

ともこ
健太くんのおじいちゃんは、大きな会社の社長なのに質素な暮らしをしているわよね。
健太
僕のおじいちゃんは、若いころ車胤聚蛍を積んだから、成功した今でも贅沢はしないんだよ。
ともこ
相当な苦労を経験しているのね。
健太
おかげでおじいちゃんは、若いころの苦労は買ってでもしろって、僕に厳しいんだ。

車胤聚蛍(しゃいんしゅうけい)の例文

  1. 小学校にある銅像で有名な二宮金次郎は車胤聚蛍の人です。
  2. 健太くんは、貧しい暮らしをしていたので、朝夕と新聞配達をしながら車胤聚蛍を積みました。
  3. 貧しさに負けず車胤聚蛍を積んで、合格をつかみ取りました。
  4. 特待生として奨学金をもらいながら勉学に励んだ健太くんは、車胤聚蛍の人だと思います。
  5. 車胤聚蛍のおかげで難関大学に合格できたのです。

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