【読み方】
ようちゅうのこうこう
【意味】
平凡な者の中でややすぐれた者の意。
【語源・由来】
「庸」は中ほど、平凡の意。「佼佼」はすぐれたさま。
【典拠・出典】
『後漢書』「劉盆子伝」
【類義語】
・鉄中錚錚(てっちゅうのそうそう)
庸中佼佼(ようちゅうのこうこう)の使い方
今年の生徒会主催のミスコンはどうだった?
うーん、レベルが低かったねえ。優勝した子は庸中佼佼という感じで、あの中ではかわいい方だったけれども、ずば抜けてかわいいわけじゃなかったよ。ともこちゃんが出場したら、レベルが上がってもっと盛り上がっただろうに。
来年は出てみようかしら?
ぜひ出るべきだよ。
庸中佼佼(ようちゅうのこうこう)の例文
- 健太くんの成績は庸中佼佼で、いわゆる中の上ってやつなので大きな声では言えないですね。
- 県大会ベスト16なんて庸中佼佼、自慢できることじゃない。
- 庸中佼佼であることをしっかり自覚して、決して調子に乗ってはいけません。
- レベルが低いコンテストで優勝しても庸中佼佼であるだけです。
- 庸中佼佼で満足していないで、もっと上を目指そうよ。