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鉤縄規矩【こうじょうきく】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
鉤縄規矩

【読み方】
こうじょうきく

【意味】
物事や行為の標準・基準になるもののこと。物事の手本。 きまりのこと。

【語源・由来】
「鉤」は曲線を引く時に使う道具。「縄」は直線を引くための墨縄。「規」は円を描く時に使う道具。「矩」は直角を描く時に使う道具。どれも正確に線を引くことが出来るものということから。

【典拠・出典】
荘子』「駢拇」

【類義語】
規矩準縄(きくじゅんじょう)
・規矩縄墨(きくじょうぼく)

鉤縄規矩(こうじょうきく)の使い方

健太
さっき、自転車で二人乗りしていたら、警察官に怒られちゃった。
ともこ
そりゃそうよね。なんて言われたの?
健太
大きいお兄さんが、小さい子たちの鉤縄規矩にならないといけないのに、二人乗りなんてだめじゃないかて言われたんだ。
ともこ
まったくもって正論よね。

鉤縄規矩(こうじょうきく)の例文

  1. 憲法はすべての法律の鉤縄規矩になるものです。
  2. 師匠は200人いる弟子全員の鉤縄規矩です。
  3. みんながまあいっかと思い始めると、鉤縄規矩を守らない乱れた社会になってしまいます。
  4. 何かを決めるとき、人によって鉤縄規矩は違うけれども、自分なりの鉤縄規矩をはっきりさせておくべきです。
  5. 車は左、歩行者は右、これは交通安全の鉤縄規矩です。

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