【四字熟語】
薏苡明珠
【読み方】
よくいめいしゅ
【意味】
無実の嫌疑をかけられること。
【語源・由来】
「薏苡」ははとむぎ、花は数珠玉に似ており白い種子は食用・薬用にされる。「明珠」は宝玉。
【典拠・出典】
『後漢書』「馬援伝」
薏苡明珠(よくいめいしゅ)の使い方
健太くん。私のおやつを勝手に食べたでしょう!
薏苡明珠、僕は無実だよー。
証拠はあるのよ!おやつがのせてあったお皿の横に健太くんの名札が落ちていたんだもの。
僕が犯人なら、そんなのを置いておくわけがないじゃないか。誰かが僕に罪を着せようとしているんだよー。
薏苡明珠(よくいめいしゅ)の例文
- 何も悪いことはしていないのに警察に逮捕されることを薏苡明珠、冤罪と言います。
- ネットの住人たちが、犯人は父親に違いないと騒いでいるようだけれども、薏苡明珠だ。
- 痴漢と薏苡明珠されないために、電車に乗った際は、手を頭より上にあげておくようにしています。
- 薏苡明珠されるのは、健太くんの普段の行いが悪いからだと思うよ。
- 火事の現場に居合わせただけなのに、放火を疑われて薏苡明珠されるつらさを身をもって知りました。