区聞陬見【くぶんすうけん】の意味と使い方や例文（語源由来・類義語）

【四字熟語】
区聞陬見

【読み方】
くぶんすうけん

【意味】
学問や見識がきわめて狭く、かたよっていること。

【語源・由来】
「区」は、小さいこと。「聞」も「見」も、見識のこと。「陬」は、かたよる。
「陬見」は、かたよった見識のこと。自分の学問や見識を謙遜する場合にも用いる

【典拠・出典】
－

【類義語】
・甕裡醯鶏（おうりけいけい）
・管窺蠡測（かんきれいそく）
・管中窺豹（かんちゅうきひょう）
・井蛙之見（せいあのけん）
・井底之蛙（せいていのあ）

区聞陬見（くぶんすうけん）の使い方

健太くんは好き嫌いが激しいわよね。

そうかなあ。

そうよ。大好きな理科は成績が良いのに、他は全滅だもの。いろんなことに興味を持たないと区聞陬見になるわよ。

それでも良いんだ。このまま理科を突き詰めて、科学者に僕はなるんだ！

区聞陬見（くぶんすうけん）の例文

1. 海外での暮らしが長い私は、あまり日本文化を知らなくて区聞陬見なので、間違えていたら教えてください。
2. 空手ばかりやっている健太くんは、区聞陬見で空手以外のことを知らない。
3. がり勉のともこちゃんは、区聞陬見でサッカーのルールすら知らない。
4. 勉強不足で区聞陬見なところもあるかもしれませんが全力でがんばります。
5. 国内で研究していたら、区聞陬見になるから、世界に羽ばたきなさい。