【四字熟語】
蘭摧玉折
【読み方】
らんさいぎょくせつ
【意味】
賢人や美人などの死をいう。蘭の花が砕け散り玉が折れ割れる意。すぐれた人として終わりまでまっとうして死ぬことにもいう。
【語源・由来】
「摧」はくだける意。
【典拠・出典】
『世説新語』「言語」
【対義語】
・蕭敷艾栄(しょうふがいえい)
蘭摧玉折(らんさいぎょくせつ)の使い方
ともこちゃん。あの女優さんが亡くなったって本当なの?
本当なのよ。蘭摧玉折を悲しむ人が多いでしょうね。
これからだっていうのに、残念だよね。
長生きしていい作品をたくさん残してほしかったわよね。
蘭摧玉折(らんさいぎょくせつ)の例文
- あんな才能のある人が死ぬなんてと、蘭摧玉折を悼みました。
- いい人ほど早死にするというけれども、蘭摧玉折の知らせを聞き、本当なのだと知りました。
- 蘭摧玉折に際して美人薄命というけれど、残念過ぎて事実を受け止めることはできませんでした。
- その蘭摧玉折の一報は、彼に明るい未来を託していた人たちに失望をもたらしました。
- 蘭摧玉折のニュースを見たけれども、惜しい人を亡くしたものです。